アライバル
以前、酷評した覚えのある『アライバル』が、某ミニコミ誌で「97年観る価値のある映画」とかいうのに選ばれていた。思いがけない評価だ、読み方が浅かったのではないかと珍しく自省し、日曜洋画劇場で再確認。結局のところ面白くないことを再確認する羽目になった。地球温暖化がエイリアンの所為になってしまう浅薄さが徹頭徹尾、このフィルムの全てだ。映像も間抜けなら脚本も間抜けだと思ったら、何のことはない監督兼脚本なのだった。
Published on: 1998/3/1
Categories: 映画