単純な場所

sophisticated girl; plain space

長靴をはいた犬

『長靴をはいた犬』を読む。あの『神曲法廷』の一体、どうやって続編とするつもりかという興味で読んだのだが、そこはプロの仕事。キャラクタは殆ど別人となって、どうやらシリーズを担っていく決意らしい。

ミステリとしては評価が難しいものの、佐伯と望月が再会するシーンのカッコよさには、単純にしびれる。非常に趣味的なカッコよさではあるものの、これが舞台なら大向うから「待ってました」の声がかかるところだ。まぁ、何であれ、再会シーンって好きなんだよな。

Published on: 1998/9/14

Categories: 日々