単純な場所

sophisticated girl; plain space

散髪

前髪が鬱陶しくなったので、自分で適当に切る。白髪、見つける。

……。

さて、聡明なる読者諸兄なら先刻、ご承知の通り、自分で髪を切るってのは結構、難しいものだ。

高校の時、変わり果てた髪型になって登校してきた奴がいて、おぉ、虎刈りとはこういう状態をいうのかと、甚く納得のいった覚えがある。何だってそんな風になっちまったのか、奴はとうとう口を割らなかったが、議論百出、その端を瀬戸内海の孤島で起きた連続殺人事件に発しているという仮説さえ検討されたのだから、人間の想像力というものは多くの場合、無駄にしかならない。一番、妥当だったのが自分で切ろうとして失敗したって説なんだけど、何しろそんなのは面白くもない話だしねぇ。

で、こちらは結局、オンザマユゲになって配偶者には不評。

娘の幼稚園の入園面接。幼稚園の先生というのはプロ人種が多い。畏敬の念を抱いて帰宅。

Published on: 1998/11/2

Categories: 日々