エイリアン4
『エイリアン4』を観る。ジャン・ピエール・ジュネがどういう事情で監督をやっているのかは知らないが、結局のところやりたいことが透けているようではシリーズの伝統的なコンセプトを再構成するに留まるのも当然か。エイリアンという既知の物理的恐怖を素材に地獄巡りしようということそのものに結局は無理があるし、単純に納得の行かない部分が多い脚本にも難あり。
ただしウィナノ・ライダーは、特に終盤近くコンピュータにアクセスするシーン、鳥肌の立つような演技をみせていて(個人的見解)これは評価されるべきだと思う。
Published on: 1999/2/6
Categories: 映画