単純な場所

sophisticated girl; plain space

紫の悪魔

逃避モードにて『紫の悪魔』を購入。何といっても島田荘司特別賞である。

処女作には作家の全てがあるという言説の、八割くらいは認めてもよいくらいだが、単に若書きが好きなだけかも知れぬ。

で、『銀の檻を溶かして』読了。大森望氏の解説、「危なっかしいところ」があるという一文にその誠実さの片鱗を伺うことが出来るけれど、「本格ミステリのコード」はあるかなぁ。ないと思います。

Published on: 1999/3/7

Categories: 本