フィラデルフィア
BSで『フィラデルフィア』を観る。当時は気にもとめなかったが、アントニオ・バンデラスが重要な役割で出ていたり、一粒で二度美味しい。
言うまでもなく優れた作品だが、特に物語の佳境、アリアの場面から終盤へと至る物静かなシークエンスは演技、あるいは物語的意味というものについての深い考察を与えて秀逸。ヒゲのあるデンゼル・ワシントンは何だかインチキ臭いですが。
紀伊國屋書店から『カール・セーガン 科学と悪霊を語る』が届く。かつてないほどの積読本の山が形成されつつあるが、読まねばなぁ。悪霊を語るというのが何ともいえずよい。
Published on: 1999/3/18
Categories: 映画