単純な場所

sophisticated girl; plain space

古畑任三郎

『古畑任三郎』をみる。これまでその名のみで語られてきた作家安斉の事件、いわば小ネタでありながらマニアくすぐりが行き届いていて、期待通りの秀作。台詞一つで物語に奥行きをあたえてしまう三谷幸喜の遣り口は十分に確信犯的で、そう考えるとやはり希有な脚本家なのだろう。

Published on: 1999/5/11

Categories: 日々