単純な場所

sophisticated girl; plain space

復活?

ある銀行の営業がバイアグラを送ってくる。一体、何を考えてのことなのか、この辺りの感性は全く理解を越える。

クローズアップ現代で日本映画復活の話をみる。旧来型配給会社の体たらくをみるにつけ、ビジネスとして未整備ゆえの可能性が、映画制作に潜在するという見解に賛成。番組で紹介されたのは、いわばコストダウンの努力や成功報酬によるモラール向上といった新しい邦画制作のスタイルなのだが、そのアウトプットが『リング』では、作品の質的改善にはまた別の方法論が必要ということだろう。

松竹が初めてマーケットリサーチの手法を使ったとかいう『お受験』だが、見事に調査の網をすり抜けてしまったらしい。いかなる意味でも心惹かれないこの作品が一体、どの程度の興行収入を上げるのか注視。同じ番組で『鉄道員(ぽっぽや)』がヒットしていると言っていたから、いずれ僕の印象などあてにならないのだが。

Published on: 1999/7/6

Categories: 日々