諏訪湖マジック
仕事納めを休んで病院内をウロウロ。売店で二階堂黎人の近刊『諏訪湖マジック』を購入。何しろ諏訪湖畔の総合病院であるからして同書ばかり四、五冊も並べて売っている。付き添いといっても別にやることがあるわけじゃなし、これを読み進めるが、馴染みのあるロケーションが出てくる興味は別として、内容には感心せず。作者の意図しているであろうユーモアに全く馴染めない上、仕掛けも凡百のトラベルミステリ並みなのだから感心しようもない。
ところで諏訪の地は温泉がウリであるだけに旅館、ホテルはもとより駅のホームとか自称デパートの中、ついにはパーキングエリアにまで温泉施設があったりするのだが、病院の中にも展望風呂というのがあって、いや極楽。
Published on: 1999/12/29
Categories: 本