エネミー・オブ・アメリカ
『カレイドスコープ島』と『月は幽咽のデバイス』を購入。実のところ後者は惰性で。
『エネミー・オブ・アメリカ』を観る。ウィル・スミスはともかく、ジーン・ハックマンが久々においしい役を演じていて、これを堪能する。『マーキュリー・ライジング』みたいな、どうしようもない映画と比べても仕方がないが、NSAものとしても出来は数段上。とはいえ、時折、トンデモテクノロジーが顔を出したり、作り過ぎは否めない。結末の処理も今ひとつだが、猫と老兵に免じて敢えて問わず。
それにしてもハリウッドはNSAとKH衛星に余程、思い入れがあるのか、この手の映画がやけに多いようだが、六本木の某情報本部を舞台にリアリズムで脚本を書いたら、それはそれで面白いかも知れず。
Published on: 2000/1/14
Categories: 映画