エントラップメント
『エントラップメント』を観る。ショーン・コネリーは好きである。冒頭はおいおい『攻殻機動隊』かと、中盤はいやはや『トーマス・クラウン・アフェアー』かと思いつつ、しかし時折は否応なくドキドキとして観る。何しろ高所恐怖症である。とはいえラスト近くのシークエンスは、いただけない。こっちはショーン・コネリーが好きで観ているのだ。ドンデン返しがあればいいというものでもあるまい。そう思うと目につく物語上の瑕疵が幾つもあって、せめて話の辻褄くらいは合わせていただきたい。
それはともかくキャサリン・ゼタ・ジョーンズは後半、やにわに人相が悪くなり、恐らくは化粧のせいなのだろうが、女はやはり恐いとの感嘆頻り。
Published on: 2000/6/3
Categories: 映画