家庭用FAX
配偶者の希望で家庭用FAXを物色、外見の好みのみを基準としてブラザーの普通紙FAXを買う。ついぞ関心がなかったが、例外なく子機が付属し、昔のFMラジオみたいな金属アンテナが突き立っている垢抜けなさの横並びは一体、どうしたことなのか?それ以前、超合金玩具みたいなデザインばかりが幅をきかせるマーケットが、結構な高値で成立しているのは何故なのか?特定進化の袋小路といった様相を呈しているこの市場が、一昔前のワープロ専用機と同様に成立しているのは、つまり通信インフラの貧弱によってなのだろうと一人、納得して帰宅。結局のところ複合機が市場とするには、電話線そのものが、そこだけいかにも役者不足なのである。
Published on: 2000/7/16
Categories: 日々