ディープ・ブルー
『ディープ・ブルー』を観る。以前、TV CMでやっていたワンカットから多少の覚悟はあったものの、予想通りのヘタレ映画。脚本の段階で、ドラマツルギーを舐めるんじゃねぇくらいの意見は出なかったものか。結局のところ最後まで何をしてるんだっけと考えなければならない段取りの悪さとか、全く活きていないなけなしの伏線とか、芸のないサメの動きとか、いやもうそれだけでも一見の価値ありと言えるかもしれないのだが、等しく、いかなる期待も捨てるべきであるのは確か。大作然としつつ、実は大して金をかけてないのではないかと思われる節もあって、まぁ、劇場で観たいようなものではない。
Published on: 2000/7/18
Categories: 映画