単純な場所

sophisticated girl; plain space

深海の悪魔

朝も早くから松本の、さらに北に位置する事業部まで遠征。長野県ではもう二学期が始まっていて、うじゃうじゃいる高校生を横目に越し方行く末を想う。いや、こんな時代もあった。

そも、カメラマンの撮影とは時間がかかるものだというが、100kgを越える器材を持ち込むとあってはさもありなん。1日がかりの撮影に付き合って、足も棒のようになる。

大石英司『深海の悪魔』を読む。日本の伝統、怪獣ものの作品世界でこのところ一人、気を吐いている氏の、この分野の小説は実にツボに嵌まって、特定の思想的傾向の伺える自衛隊描写さえ気にならず。上巻のみとはつらい。

Published on: 2000/8/28

Categories: 本