捏造
アメリカの大統領が何たるかを説明するために、『インディペンデンス・デイ』を引いたその揚げ句、秘密の軍事施設についても知る権限があるとナレーションを被せるとは、いやはやニュースステーションにも驚いたものである。
例により「ねつ造」の表記が気になって何故、「捏造」と書けないかと、言わずもがなのことを考えたりもするのだが、町おこしと遺跡との共謀共同正犯関係が窺える一連の報道は、実に本末転倒という精神状態について考えさせてくれるという点で興味深い。いやしかし、ほとんどスプーン曲げ超能力少年と同じ構図やないか。
Published on: 2000/11/6
Categories: 日々