サクヤ妖怪伝、グリーン・マイル
『サクヤ妖怪伝』を観る。いやはや、特技監督が樋口真嗣でなければ触れずに済んだものを、いやはや。たまたまこれを観ていた配偶者は異様な寛容を示していたのだが、その彼女にしてからが松坂慶子が歌い始めるに至り「やっちまった」と呟いたものである。これがワーナー配給だ。嵐の孤児たちの陰謀ではないかと疑ったとして誰が咎められるだろう。
口直しに『グリーン・マイル』を観る。『ショーシャンクの空に』も良かったが、三時間の長尺を感じさせないこの作品も素直に観ることが出来て、ともに役者がかなりいいという点で幸福な映画といえる。
Published on: 2000/11/18
Categories: 映画