エリン・ブロコビッチ
でまぁ、大向こうを相手のプレゼンの最中にヘルプを要請する伝言を受取り、急ぎタクシーで帰宅。思いの外、元気そうな娘に、しかし勿論、話が違うというわけにもいかず、開き直って昼寝などして過ごす。
『エリン・ブロコビッチ』を観る。『セックスと嘘とビデオテープ』では懐かしいという感慨しかないが、最近では『アウト・オブ・サイト』をものにしているソダーバーグである。どぎつい仕掛けなしに観客をもてなすことにかけて優れているといってよいのではあるまいか。ジュリア・ロバーツも久しぶりに屈託のない演技をみせていて、爽快。アルバート・フィニーも何だか良い感じである。
それはともかく、トラボルタの『シビル・アクション』と実に似通ったネタを扱っているこれにより、やはり女って奴はプラグマティストだと一体、誰が思わずにいられようか。本当のところ。
Published on: 2000/12/8
Categories: 映画