単純な場所

sophisticated girl; plain space

マグノリア

『マグノリア』を観る。3時間の長尺の果て、結局はそこに何もないことが知れる映画が、何かあるかのように思わせぶりな映画に勝るとは道理だと思いつつ、その空疎な結末のモノローグから察するに恐らくは確信犯的に嘲笑的な映画である。この場合、哄笑するのは神であるというのだがら、人生というのも辛いものだ。

Published on: 2001/3/31

Categories: 映画