追いつめられて

BSで『追いつめられて』を観る。ケビン・コスナーは若いころから例の調子であり、大した芸はないというべきだが、ハリソン・フォードがそうであるように、巻き込まれ型のストーリーで素人臭い演技が奏効し大成する俳優の系統がどうやら存在する。

ニューヨークから来日したアナリストの話を聞く。以前にもディスカッションをした経験があるのだが、その時の印象と同じく切れ味はイマイチであり、はるばる来たそのことの費用対効果を人ごとながら憂ふ。いやそれ以前、そんなこんなでやらなければならない仕事がちっとも進まないと、己が先行きを憂ふ。

Published on: 2001/5/8

Categories: 映画