処刑人
『処刑人』を観る。ウィレム・デフォーは主役の二人を喰う存在感を放ち、いやしかしその二人も決して負けてはおらず、名脇役と合わせ都合四人の強烈な個性と、申し分なく奇天烈なストーリーを堪能。加えて舞台はシカゴでもロスでもなく、NYですらなく、ボストンであり、それだけでご飯三杯はかたい。
『雨の鎮魂歌』を読む。こんな中学生がいるかよという思いばかり強く、叙情的な筆致にもイマイチのれず。『僕と、僕らの夏』を思い出したが、こちらの方が相当、根が暗いというべきか。
Published on: 2001/6/16
Categories: 映画