違反キップ
人の不運をわらっている場合ではない。いや、これは不運ではない。シャワーが嫌だと、でもその理由はヒミツ、ヒミチュであると、泣き喚く坊やを無理矢理、入浴させたり、悪行の限りを尽くし、父さんはいつか死ぬ、しかしそれは遠い未来のことだと、根拠のない虚言を弄したり、実のところ幾つ嘘を吐けばよいのか。勿論、これは罰である。子供達を迎えに往く道で、一時停止違反の反則告知を喰らう。
『Love Story』最終回。トヨエツの前髪を風がかき上げるのを、いかん只のオヤジやないかと危惧しつつ、それでも最後は、いやそもそもの最初からやけに甘ったるい物語に没入。
Published on: 2001/6/24
Categories: 日々