クリムゾン・リバー
昼食時に買い物に出かけたので、拡大オープンした近所の回転寿司を試す。中途半端に本格寿司を志向する店がある一方、ここは回転寿司というシステムの本義に立ち返り、実に工程という言葉を想起させるつくりとなっている。あるいは養鶏場というのが近い。
『クリムゾン・リバー』を観る。左文字探偵物みたいな仕掛けはいいのだけれど、言葉のみで語られる真相をはじめ、奇妙に大味な印象があるのは脚本の弱さか。何しろフランス語なので、字幕に頼る他ないのは割り引くとしてもだ。山間の修道院、怪しい教育施設とくれば、もう少し深みというものが感じられても良いのではないかと考えてしまうのである。
それにしてもフランスの刑事警察には粗暴系しかいないのであろうか。
Published on: 2001/11/3
Categories: 映画