劇場版ポケットモンスター セレヴィ 時を越えた遭遇、ブルワース
誕生日である。最早、めでたくもない歳だが、プレゼントと称して子供達が作ってくれたドーナツをブラックコーヒーでいただく。
外は雨。『劇場版ポケットモンスター セレヴィ 時を越えた遭遇』を観る。子供達は未だにポケモンといえば没入しているが、ポケモンバトルというシステムを中心に構築されていた世界観は、宮崎駿的影響の顕著なある種のメッセージを訴求するスタイルに取って替わられており、だとすれば対象年齢の上限を推定で20年は上回っている身として集中してこれを観るのはかなり辛い。
夜になって『ブルワース』を観る。ウォーレン・ビーティはつくづく上院議員顔である。ブッシュ的に弛緩した顔には嫌悪すら覚えるが、脚本家であり監督であって、無謀とも思えるラップをもこなした上で、何よりキチンとした映画を作っているのは評価に値する。
Published on: 2002/4/21
Categories: 映画