単純な場所

sophisticated girl; plain space

オーシャンズ11

『オーシャンズ11』を観る。役者が揃い過ぎていると何をやっても失敗する感じがしないというわけで、何だか『ルパン三世』を観ているような気すらするのである。11人の仲間とするために無理矢理、役割を作っているのではないかと疑うところもあり、だがしかし個性を確立するための細かい工夫が窺えたりもして、好印象ではある。とはいえ、「7人だ」と、かの黒沢翁が宣った通り、人物を描き別けるのにも自ずと限界があるのだと思うのである。

Published on: 2002/8/17

Categories: 映画