単純な場所

sophisticated girl; plain space

ウォーターボーイズ、ゴースト・アンド・ダークネス、シックス・ストリング・サムライ

昨日はテレビで『ウォーターボーイズ』を観たのだが、竹中直人というひとが日本映画の特定領域に繁殖しているのは何故かと思う。ああいったキャラクタを狂言回しとするのであれば、物語はある種のファンタジーにならざるを得ないが、必要でそれをしている風ではないのである。

諏訪湖の新作花火大会を近くの田圃から眺める。風はやや冷たく、咲く花火も往く夏の風情である。

『ゴースト・アンド・ダークネス』を観る。主人公が不細工だから観ないとは失礼な配偶者の弁であるが、ヴァル・キルマーはそれで損をしているところが確かにある。映画としては「ゴースト」も「ダークネス」もライオン以外の何かにはみえないところに難がある。そもそも「ゴースト」と「ダークネス」の区別だってつかないのだが。

『シックス・ストリング・サムライ』を観る。30分で済むところを2時間近くもかけているような気がしてならない。

Published on: 2002/9/1

Categories: 映画