WXIII、すべての美しい馬
『WXIII』を観る。押井守と伊藤和典ではなく、とり・みき脚本というのがウリなのだろうが意外にも前二作と似通ったトーンで作られており、刑事物としてのツボもキッチリ押さえている。東京湾と街そのものに注意を払えば、もっとソリッドな世界観が演出できたはずだが、贅沢を云うまでもなく結構、面白かったのである。
『すべての美しい馬』を観る。カウボーイとメキシコについて、米国人ならそれなりの思い入れがあるのかもしれないが、若造が旅をして恐ろしい目に会うと要約してしまえば見どころと云うのもあまりない。特にカメラについて云えば、ただ撮っているだけという気がする。
いつのころからか日曜日の夕餉時は『サイボーグ009』である。「ヨミ編」の最終回、最早、伝説と云うべき002のセリフに家族一同、嗚咽しつつ飯をかっ込む。
Published on: 2002/9/29
Categories: 映画