ビューティフル・マインド
『ビューティフル・マインド』を観る。娯楽作品としての物語の作り方は趣味である。おそらく当人にとっては迷惑なことだろうが、実話に基づきながらセンス・オブ・ワンダーが潜んでいたりして、飽きることがない。ラッセル・クロウは熱演している。ナッシュ均衡の深淵に話が及ばないのと同様、その深さがうまく描けているとは云えないが、ジェニファー・コネリーも恐るべき忍耐を有する妻を演じて白々しいところがない。
Published on: 2002/10/4
Categories: 映画