単純な場所

sophisticated girl; plain space

パルチザン

『パルチザン』を観る。何かと大変そうである。とにかく長く、陰鬱であり、素人がウロウロしているだけの映画と考えるのが早い。対ナチス解放戦線という副題はいかにも大仰だが、リアリズムはこのようなものだと納得するのはやぶさかではない。しかし、何やら眉間にシワをよせているのがそのラストシーンのためだけだとすれば、その感性は日本なら『太陽を盗んだ男』あたりを最後に死滅しているはずで、ついていくことが出来ない。

Published on: 2002/10/6

Categories: 映画