鉄人

『鉄人』の1巻から3巻をまとめて読む。矢作俊彦の原作にしては、やけに素直であり、ある意味、外連味が足りないともみえる一方、物語は必然的に時間軸の混乱を説明する方向に向かうはずなので3巻まででは、いかにも消化不良といった感じ。絵柄もイマイチという感を拭えず。それでも、『鉄人』の名を冠しているからには、もちろん原作が矢作俊彦であるからには、期待も高まらざるを得ないのである。

Published on: 2003/6/25

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