S.W.A.T.
『S.W.A.T.』を観る。何も残らないのを美徳とする映画もあるにはあるが、この場合、中途半端な感じだけは後をひいて始末が悪い。ストーリーには削ぎ落とした形跡というものがないくせ、妙にあっさりとしているので、登場人物も頭がいいという風にはみえてこないのである。1億ドル云々というのが、そもそも相当開き直ったデウス・エクス・マキナであって、いや込み入った話を要求しても無いものねだりという感じはあるにせよ。
Published on: 2004/2/15
Categories: 映画