メトロポリス
東京出張。
『メトロポリス』を観る。大友克洋のあれである。その造形はあきらかに手塚治虫でありながら、どこかそうはみえないのは何故なのか。それはおくとして、レイ・チャールズの『CAN’T STOP LOVING YOU』がかかるラスト近くのシークエンスは、クライマックスはかくありたいという盛り上がりを演出してよく出来ている。全体として相克も悩みも、盛り沢山ながら画面の向こう側という感じが拭えないので、感動は今ひとつというところであるものの。
Published on: 2004/2/17
Categories: 映画