ミッシング
塩尻からしなので名古屋出張。久しぶりにのぞみに乗って東京へ移動。新宿泊。
『ミッシング』を観る。ケイト・ブランシェットが厠で沈痛な面持ちにあるという、なんというか陰鬱なオープニングながらちょっとした拾い物。トミー・リー・ジョーンズが西部劇の王道であるところの追跡モノを堂々と演じていて、インディアンとして暮らしていた白人という設定もちょっといい。呪いが実効的に描かれている一方、ケイト・ブランシェットの顔つきだけでリアリズムは保たれている感じであり、テンポもよくて137分が長くないのである。
Published on: 2005/6/15
Categories: 映画