マイ・ボディガード
『マイ・ボディガード』を観る。ダコタ・ファニングをフィーチャーしていることとあわせ、牧歌的なタイトルとは裏腹に、なにしろ『燃える男』が原作であるからには殺伐としている。(変換の第一候補が『萌える男』となってしまうあたりは措くとしてもだ) トニー・スコットはやけに張り切ってフィルムを接いでおり、画面酔いを催すほどだが、観終わってみれば原作を使う必要はほとんどないのではないかという罠。クィネルのファンであればひとこと言いたくなるのは無理ないとして、まぁ、これはこれで結構、楽しめたのである。
Published on: 2005/7/30
Categories: 映画