シャンプー台のむこうに
『シャンプー台のむこうに』を観る。ジョシュ・ハートネット主演、とフィーチャーされているがアラン・リックマンであろう。設定としては喜劇となってもおかしくない境遇をいつもの顰め面で演じている。お気に入りのビル・ナイが因業なライバル役で出演しているのも嬉しい。題材となっているヘアドレッサー選手権が実在するというのは驚きだが、美を理解しない者からすればクライマックスは冗談のようである。題材とドラマが微妙にかみ合わず、全体としてイングランド的に地味な感じであり、手際が良いとはいえない展開だが、ところどころに笑いもあって観られる。
Published on: 2006/1/5
Categories: 映画