単純な場所

sophisticated girl; plain space

ブラザーズ・グリム

『ブラザーズ・グリム』を観る。何を撮ってもその人の映画、という監督はいるものだが、テリー・ギリアムの風味が実に色濃くて2時間の密度が高い。好きに作っている、という感じは嫌いじゃないが、今どきの若い人には判らないだろうという懸念もまた。アナログ調のCGを楽しむのにリテラシーが入り用というのも時代の趨勢であるのだが、にもかかわらずスタイルを貫いていることには感服するのである。

Published on: 2006/4/2

Categories: 映画