単純な場所

sophisticated girl; plain space

電車男

今さらながら『電車男』を観る。山田孝之の映画の方。映画なりにうまいこと再構成してあると思うのだが、二人のダイアログが自分には耐えられないほど辛く、思わず身震いが出てしまう。ディスコミュニケーションをテーマとするがゆえの瑕疵とはいえ、いわゆる歯の浮くような会話からなる100分は辛い。バイプレイヤーのキャラが立っているわり、主人公がどうしてヒロインに惚れるのかが分からないというのは、脚本ではなく実話といわれる現実の不備ということなのか。

Published on: 2006/5/5

Categories: 映画