立喰師列伝
『立喰師列伝』を観る。ダイアログ、構成ともほぼ単行本をもとに組み立てられており、読者には再確認である一方、一見の客には敷居が高いという、いうまでもなくマニアックなシロモノである。スーパーライブメーションと名付けられた手法自体は、それなりに手間はかかっているのだろうが、ウェザリングの乏しい画面をソフトフォーカスで誤魔化すような印象があって好みから言えばイマイチ。『ミニパト』のアレのほうが、まだ素直に観られるというものである。
Published on: 2006/10/8
Categories: 映画