迷い婚 -すべての迷える女性たちへ-
『迷い婚 -すべての迷える女性たちへ-』を観る。ロブ・ライナーのいわゆるロマンチック・コメディだが、この邦題はどうよ。ジェニファー・アニストンが結婚というよりは人生に迷うヒロインで、シャーリー・マクレーンがこのところのハマリ役である祖母を演じ、唐突にケビン・コスナーが登場するというそれなりに豪華な映画ではあるものの。「実際の噂に基づく」とちょっと気の利いたキャプションが入るのだが『卒業』をネタにしてかなり好き放題をやっている。インターネット前夜という時代的な雰囲気はいい感じだと思ったのだが、舞台を1997年に設定してあるのもここら辺の事情による。劇中に使われる携帯電話は今やひどく懐かしい感じのシロモノである。
Published on: 2006/10/27
Categories: 映画