単純な場所

sophisticated girl; plain space

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト

『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』を観る。何しろ150分の長尺だし、お約束もいろいろとあって、やたらと長いエンドクレジットの後にもオマケがあり、前回のパターンを踏襲しているという王道の第二作。デイヴィ・ジョーンズはタコでありながらビル・ナイその人であることが判るといった、手の込んだ造形も全体に大したもので、トータルの満足度が高い。艦対艦のアクションが控えめであったあたりが残念ではあるものの、それでも接舷による砲戦は見ものであろう。ブラックパール号の横を掠めて砲弾が着水するシーンは一幅の海戦画のようである。最後にはきちんとしたヒキが用意されていて、『AT WORLDS END』へと物語は続く。

Published on: 2006/12/19

Categories: 映画