単純な場所

sophisticated girl; plain space

パプリカ

『パプリカ』を観る。筒井康隆の原作は未読。今敏監督の常として、画面はよく動いているのだが、どこか地味。パレードは印象的だが、大友克洋や押井守がかつて創造したイメージを彷彿させる。とはいえ、ちょっと目を離すとついていけなくなるくらい目まぐるしい展開はアニメならではのものであって、見どころもそれなりにあるからには、水準以上といってもいいのではないだろうか。

Published on: 2007/5/31

Categories: 映画