単純な場所

sophisticated girl; plain space

リトル・ミス・サンシャイン

『リトル・ミス・サンシャイン』を観る。グレッグ・キニアやトニ・コレット、スティーヴ・カレルといった芸達者を中核に据えて、過酷なアメリカの中流の下流とか、虚飾やらを題材にしているので、コミカルに見えてもかなり重い。文句なしに正統派のロードムービーであり、寓意に満ちた構えをもっているので見応えはある。ニーチェに傾倒している兄を演じていたポール・ダノも雰囲気のあるティーンエイジャーの役柄がちょっといいし、全体に役者が揃っているという感じのする映画である。

Published on: 2007/6/20

Categories: 映画