ラッキーナンバー7
『ラッキーナンバー7』を観る。ブルース・ウィリスが得意の殺し屋の役で登場しているが、ジョシュ・ハートネットの映画であろう。状況に巻き込まれるタイプの主人公をクールに演じており、陰惨な後半も違和感なくこなしている。ひょっとしたら、いや、明らかにガイ・リッチー風の演出を狙っているのだが、不出来なエピゴーネンにしか見えないところはかなり辛い。カメラワークとレイアウトの不格好さは癇にさわるほどであり、狙っているにしてもセンスが追いついていないのである。ヒロインのルーシー・リューは記憶にないくらいキュートな感じであり、こちらは収穫。
Published on: 2007/6/25
Categories: 映画