単純な場所

sophisticated girl; plain space

幸せのちから

『幸せのちから』を観る。人生どん底というところからの復権の物語とはいえ、ラスト数分に至るまで底にあるのでは、いやはや。人生は暗く長い河。苦節の部分に注力するあまり、どうやら成り上がったのは運と根性ゆえとみえて、そこそこの感動はあるにせよ、感心するところがない。ウィル・スミスの実子が子役という触れ込みだが、だからどうかという気もするのである。

Published on: 2007/7/30

Categories: 映画