単純な場所

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バブルへGO!! タイムマシンはドラム式

『バブルへGO!! タイムマシンはドラム式』を観る。一応、経済をネタにしてるにして、まぁ、かなり質素な論考に基づいて組み立てられた話なので(概ね特撮ものレベル)とやかく言わず、気恥ずかしいバブル期を思い出して赤らむ趣向の映画である。風俗再現部分は手の込んだものであり、何しろ芸が細かくてよく出来ている。だからといって、感動するようなものでもないし、役者らしくみえるのは阿部寛だけだとはいえ。ホイチョイ・プロダクションズは新しいなにかを提示しようという気はさらさらなくて、単に往時を懐かしもうというのである。まいったね。

Published on: 2007/9/5

Categories: 映画