デイズ・オブ・グローリー
『デイズ・オブ・グローリー』を観る。第二次世界大戦に従軍したムスリム兵をテーマにアルザス解放までを描くフランス映画だが、当然のことながらハリウッドの大作のような華々しいところはなくて、フランス映画的に気難しい感じが漂っている。もちろん、こうした時代にこの題材というからには結末に付け足された恩給凍結問題以上のテーマが読み込まれるべきであろう。映像に芸がないとか、爆発時の音響に比して画面がしょぼいとか、いろいろあるとはいえ、俳優陣はおしなべて芸達者であり熱演している。
Published on: 2008/2/7
Categories: 映画