単純な場所

sophisticated girl; plain space

エリザベス:ゴールデン・エイジ

『エリザベス:ゴールデン・エイジ』を観る。エリザベス一世その人とは思えないキャラクタではあるものの、ケイト・ブランシェットは堂々とした様子で何となく説得力がある。ジェフリー・ラッシュのフランシス・ウォルシンガムが微妙に忠臣となっていたりして、ダイアログとその背景にある価値観はほぼ現代のものであり、アルマダ海戦で活躍するのがドレーク提督でなくウォルター・ローリーであるかのようにみえたりと、歴史劇というよりはエンターテイメントなのだが、その文脈ではよくできている。ウォルシンガムがメアリー女王の暗号を解読する件がなかったことが残念ではあるものの。

Published on: 2008/8/11

Categories: 映画