単純な場所

sophisticated girl; plain space

ワイルド・バレット

『ワイルド・バレット』を観る。ポール・ウォーカーというのは典型的な色男でなかなかカッコいいと思うのだけれど、子役のキャメロン・ブライトも「決して笑わない子供」の役がピッタリで存在感は負けてない。むしろ勝っている。物語は序盤、よくある小悪党モノの体裁に沿って進み、この内容は80分コースだろうと、2時間はもたないのではないかと、そう危惧していたのだが、妙に引っ張ることをせず、奇妙な脱線をしながら展開される話はそれなりのテンションを保って悪くない。細かいところはいろいろあるとして、佳作といっていいのではないだろうか。

Published on: 2009/4/5

Categories: 映画