告白

中島哲也による映画化の評判がいいみたいなので、あわてて湊かなえの『告白』を読む。なるほど。主観を違えながら進行する連作の物語ではあるものの、登場人物は誰も同じように歪んでいるので話の粒は揃っておりリーダビリティは高い。徐々に脱線していくのであまり違和感はないのだが、結末はかなり無茶な話であって、こういうのをどう映像化したのかというあたりはかなり楽しみ。

Published on: 2010/5/31

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