単純な場所

sophisticated girl; plain space

ザ・ファイター

『ザ・ファイター』を観る。クリスチャン・ベイルが出演していることは、あらかじめ知っていたのだけれど、冒頭から誰だコイツという感じの変貌ぶりでさすがに大したものなのである。同じくアカデミー賞の助演を獲ったメリッサ・レオの母親も確かに嫌な感じが立派。マーク・ウォールバーグはいつもの演技プランから大きくは外れていないにしてミッキー・ウォードをよく演じている。基本的には実話なりの重さがあるのだけれど、全体にいい仕事となっていて飽きない。エンドロールに実際の兄弟が登場するわけだが、役者はこれを見事に映している。

Published on: 2014/5/8

Categories: 映画