単純な場所

sophisticated girl; plain space

トータル・フィアーズ

『トータル・フィアーズ』を観る。昨日観た『マーシャル・ロー』に引き続き、クリントン時代のポリティカルサスペンスだけれど、どうかするとトム・クランシーの原作よりも現在を示唆しているようなところがあって、ええかげんなハリウッド映画もまったく侮れない。観る者に現実の影を想起させるというのは、フィクション本来の力であろう。

ジャック・ライアンを演じているベン・アフレックもずいぶん若いけれど、クリス・パインのジャックよりはよほど説得力がある。これ一作きりとなったのは残念なことだ。

Published on: 2014/8/21

Categories: 映画